ホームページ作ったのに問い合わせゼロ…その理由、WordPressが教えてくれた

「公開=集客」は大きな誤解。データが示す5つの根本原因と今日からできる改善策

ホームページを作ったのに問い合わせが一件も来ない——その原因はWordPressのデータの中に隠れています。SEO・CTA・表示速度など、見落としがちな5つの問題点と具体的な改善アクションを、プロの視点でわかりやすく解説します。

「ホームページを作れば仕事が来る」は、もう通用しない

ホームページ制作、運用サポート、SEO対策、コンテンツマーケティングなどの業務を通して、また何より「一緒に考える」こと。まずは対話から始めませんか? コスモ企画の経験では、外壁塗装を営む田中さん(仮名)は、50万円かけて会社のホームページを制作しました。デザインも気に入り、「これで問い合わせが増えるはず」と期待を膨らませていました。しかし公開から3ヶ月が経過しても、問い合わせはゼロ。アクセス数を確認しようとしても、そもそも計測ツールすら入っていませんでした。以下の情報がお役に立つかもしれません。自己責任ではありますがお試しください。

これは決して珍しい話ではありません。中小企業や個人事業主のホームページの多くが、公開後に適切なフォローがなされないまま放置されています。問題は「ホームページの存在」ではなく、「ホームページの設計と運用」にあります。

インターネット上には2億以上のサイトが存在する

Googleのインデックスには膨大な数のウェブページが登録されており、何も対策をしないホームページが自然に検索上位へ表示されることはほぼありません。「良いホームページを作る」ことと「Googleに評価されるホームページを育てる」ことは、まったく別の取り組みです。

WordPressは「問題を可視化する」プラットフォーム

多くの企業サイトで採用されているWordPressには、問い合わせが来ない原因を探るためのデータや設定項目が随所に存在します。正しく活用すれば、どこに問題があるかを具体的に特定し、改善のPDCAを回すことができます。逆に言えば、WordPressを「ただのホームページ作成ツール」として使っている限り、状況は変わりません。

問い合わせがゼロになる5つの根本原因

数百件のWordPressサイトを診断してきた経験から、問い合わせがゼロのサイトには共通するパターンがあります。以下の5点を一つずつ確認してみてください。コスモ企画の考えでは、以下の情報が何かのお役に立てれば幸いでございます。ぜひご活用ください

弊社のモットーは、
1.弊社では断言しません。でも、誠実に向き合います。
2.弊社では押し付けません。でも、本気で提案します。
3.弊社では保証しません。でも、一緒に挑戦します。

「お役に立つかもしれません。自己責任ではありますが、お試しください」

原因① SEOの基本設定が未完了のまま

WordPressはインストール直後の状態では、SEOに必要な設定が不十分です。Googleに「このページは何についてのページか」を正確に伝えるためのメタ情報が欠けていると、検索結果に表示されにくくなります。

今すぐ確認すべきSEO設定チェックリスト

以下の項目が未設定でないかを確認してください。

①「Yoast SEO」や「SEOPress」などのSEOプラグインの導入と設定/②各ページのメタタイトル(32文字以内)とメタディスクリプション(120文字以内)の個別設定/③XMLサイトマップの自動生成とGoogle Search Consoleへの送信/④パーマリンク構造を「投稿名(/%postname%/)」に変更/⑤noindexタグが誤ってページ全体に設定されていないかの確認。

特に⑤は盲点になりやすく、制作会社がテスト環境の設定のまま本番公開してしまうケースが実際に報告されています。

”弊社では、Webサイト制作時に上記の点を特に重要視しております。”

原因② コンテンツが「検索意図」とズレている

「自社の強みや実績を伝えたい」という気持ちはわかります。しかし検索ユーザーは、あなたの会社情報を知りたくてGoogleを使っているわけではありません。彼らは「自分の悩みを解決する方法」を探しています。

検索意図に合わせたコンテンツ再設計の考え方

「外壁塗装 費用 相場」で検索するユーザーが求めているのは、価格の目安と費用の内訳です。そのページに「創業30年の実績と信頼」という会社紹介が並んでいても、ユーザーは即座に離脱します。まずGoogle検索で上位表示されているページを調査し、「ユーザーがそのキーワードで何を知りたいのか」を徹底的に読み解いてからコンテンツを設計することが重要です。

原因③ CTAが弱い・見つからない・信頼されていない

CTA(Call to Action:行動喚起)とは、「お問い合わせはこちら」「無料相談を申し込む」などの、ユーザーに次のアクションを促す要素です。WordPressのデフォルトテーマやフリーテーマでは、CTAの設置位置や文言が最適化されていないことがほとんどです。

問い合わせが増えるCTA設計の3原則

【原則1:視認性】ファーストビュー(スクロールせずに見える範囲)に必ずCTAを配置する。【原則2:具体性】「詳しくはこちら」ではなく「今すぐ無料で相談する」のように、何をすれば何が得られるかを明示する。【原則3:安心感】「返信は24時間以内」「相談無料・押し売りなし」など、問い合わせへの心理的ハードルを下げる一文を添える。この3点を満たしたCTAに変更するだけで、問い合わせ率が2〜3倍になるケースも珍しくありません。

原因④ ページの表示速度が遅い

Googleは2021年より「Core Web Vitals(コアウェブバイタル)」をランキング要因に組み込んでいます。表示速度が遅いサイトは検索順位が下がるだけでなく、ユーザーの離脱も招きます。WordPressはプラグインの入れすぎや画像の未最適化によって、知らず知らずのうちに表示速度が低下していることが多々あります。

WordPressサイトの表示速度を改善する具体策

まずGoogleの「PageSpeed Insights」でスコアを確認しましょう(特にモバイルスコアが重要)。改善には「WP Rocket」「W3 Total Cache」などのキャッシュプラグインの導入が効果的です。また、アップロード済みの画像をWebP形式に一括変換する「Imagify」「ShortPixel」などのプラグインも活用してください。不要なプラグインを削除するだけで速度が改善するケースも多くあります。

原因⑤ スマートフォン表示が最適化されていない

国内のウェブ検索のうち、スマートフォンからのアクセスは全体の半数以上を占めるとされています。Googleもモバイルファーストインデックスを採用しており、スマートフォン表示の品質がPC表示よりも優先して評価されます。WordPressのテーマ選択を誤ったり、カスタマイズ後にモバイル確認を怠ると、ユーザーの多くをみすみす逃すことになります。

モバイル対応の確認方法

Googleの「モバイルフレンドリーテスト(Google Search Console内)」でURLを入力するだけで診断できます。フォントが小さすぎる、ボタンが押しにくい、横スクロールが発生するといった問題は、問い合わせフォームへの到達率を著しく低下させます。

今日から着手できる改善アクション5選

原因が特定できたら、次は行動です。難易度が低く即効性の高い順に整理しました。一つひとつ着実に実施することが重要です。

アクション① Google Search Consoleを設定する(難易度:低)

Googleが無料で提供するサイト分析ツールです。どのキーワードで何回表示されて何回クリックされたか、どのページがインデックスされていないかが一目でわかります。WordPressのSEOプラグインとの連携も簡単で、これを設定しないことにはどんな改善も「勘頼み」になってしまいます。まだ設定していない場合は今すぐ最優先で取り組んでください。

アクション② SEOプラグインを導入し各ページを設定する(難易度:低〜中)

「Yoast SEO」は世界で最も広く使われているWordPress用SEOプラグインです(無料版で十分対応可能)。導入後は、トップページ・サービスページ・会社概要ページを優先してメタタイトルとメタディスクリプションを設定しましょう。設定するだけでGoogle Search Consoleでの表示改善が期待できます。

アクション③ 月1〜2本のお役立ちコラムを継続する(難易度:中)

「よくある質問」や「お客様が抱える悩み」をテーマにした記事を月1〜2本書くことで、検索流入が徐々に増加します。WordPressのブログ機能はこうしたコンテンツ追加に最適です。記事タイトルには必ず検索されているキーワードを含め、文字数は1,500字以上を目安にしましょう。

アクション④ 画像を最適化し表示速度を改善する(難易度:中)

既存の画像をWebP形式に変換し、キャッシュプラグインを導入するだけで、PageSpeed Insightsのスコアが10〜30ポイント改善するケースがあります。特に画像の多いサービス紹介ページやブログ記事は優先して対応しましょう。

アクション⑤ CTAをリニューアルしてABテストを行う(難易度:中)

現在のCTAのボタンの色・文言・設置位置を変更し、どちらのパターンのクリック率が高いかをテストします。WordPressでは「Google Optimize(現在はGA4に統合)」や専用プラグインでABテストが実施可能です。小さな改善の積み重ねが、問い合わせ率の大幅な向上につながります。

「作って終わり」から「育てるホームページ」への転換を

ホームページに問い合わせが来ない理由は、必ずデータと設定の中に存在します。WordPressはその原因を可視化し、改善サイクルを回すための優れたプラットフォームです。重要なのは「作って公開した」という事実ではなく、「公開後に継続して改善し続けているか」です。

コスモ企画では、WordPressサイトのSEO診断・コンテンツ設計・CTA改善・表示速度改善まで、問い合わせゼロの状態から脱出するための一貫したサポートを提供しています。「何から手をつければよいかわからない」という方も、まずはお気軽にご相談ください。現状のサイトを診断した上で、優先順位の高い改善策をご提案します。

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