E-E-A-Tって結局何をすればいいの?企業担当者が最初にやるべきこと

E-E-A-Tって結局何をすればいいの?

多くの企業担当者が「E-E-A-Tを実装すればGoogle検索で上位表示される」と思い込んでいます。しかし実は、E-E-A-Tはランキング要因ではなく、Googleが品質を評価するための「ガイドライン」です。では、企業サイトの担当者が最初にやるべき優先順位は?このコラムでは、実装難度と効果を勘案した「4つの実装ステップ」と、そのロードマップを紹介します。

E-E-A-Tとは:誤解を解く

ホームページ制作、運用サポート、SEO対策、コンテンツマーケティング、そして何より「一緒に考える」こと。まずは対話から始めませんか?  コスモ企画によると、Google検索品質評価ガイドラインで定義されたE-E-A-Tは、4つの要素の頭文字です。重要なのは、これが「検索ランキングを決める直接要因」ではなく、「品質評価者がページの信頼性を判断するための基準」という点です。このサイトの情報が何かのお役に立てれば幸いでございます。ぜひご活用ください。

Experience(経験):企業が何を実現してきたか

あなたの企業が、実際の事業を通じて何を経験してきたのか。125年の事業歴を持つコスモ企画なら、創業以来300社以上のWeb制作・SEO支援を通じて「ホームページは集客を実現する投資である」という知見を蓄積しています。この「実績」や「経験」をサイトで可視化することが、読者の信頼につながります。

Expertise(専門性):何の専門家なのかを明確にする

単に「ホームページを作ります」ではなく、具体的な専門領域を打ち出すこと。Google検索品質評価ガイドラインに基づくSEO設計、WordPress高速化・セキュリティ対策、UI/UX改善、アクセス解析。このように「どの領域が得意か」を明示することで、専門家としての地位が確立されます。

Authoritativeness(権威性):外部からの評価を集める

「自分たちがすごい」と言うだけでは権威性は生まれません。お客様の推薦、メディア掲載、業界団体の認定、行政からの受託実績。外部からの評価こそが、真の権威を生み出します。

Trustworthiness(信頼性):安心の仕組みを透明に

訪問者の「この企業は安心できるか」という不安を払拭する仕組みが必須です。明確なプライバシーポリシー、HTTPS対応、セキュリティバッジ、制作後のサポート体制の明記。これら「見える安心」が、問い合わせへの最後の後押しになります。

企業担当者が最初にやるべき優先順位

弊社の考えでは、以下の情報がお役に立つかもしれません。

弊社のモットーは、
1.弊社では断言しません。でも、誠実に向き合います。
2.弊社では押し付けません。でも、本気で提案します。
3.弊社では保証しません。でも、一緒に挑戦します。

「お役に立つかもしれません。自己責任ではありますが、お試しください」

【第1段階】今月からやる(実装難度:簡単、所要時間:3~7日)

まずは、あなたの企業の「基本情報」をサイトに明記することです。Experience と Trustworthiness に直結する施策です。

実装1:企業情報ページを充実させる

「About Us」「企業情報」ページに以下の情報を明記します:

・創業年(例:1901年)と事業歴(例:125年)
・累計実績(例:300社以上のWeb制作・SEO支援)
・対応業種(製造業、建設業、医療、宿泊業、士業、小売、美容など)
・所在地・連絡先・営業時間
・代表者の名前・略歴・写真
・プライバシーポリシーへのリンク

製造業の場合、「創業1952年、年間200社の部品製造実績」。建設業の場合、「25年で1,200件の施工実績」。医療機関の場合、「医師の学位・認定医資格・論文実績」。このように業種ごとに「経験」の具体例を変えることが重要です。

実装2:HTTPS対応とセキュリティバッジ表示を確認

2014年からGoogle公式発表でHTTPS対応が推奨され、今や業界標準です。HTTPS未対応であれば、即座に対応してください。さらに、SSL証明書が有効か、セキュリティバッジが正しく表示されているか確認します。

実装3:「お客様の声」を3~5件掲載

実名・写真・職業・具体的なコメント付きの「お客様の声」を掲載します。顔写真のない匿名コメント、業界バラバラの感想、古い掲載日は、むしろ信頼を損なわせます。「3ヶ月前、製造業の〇〇社様」という具体性が信頼性につながります。

【第2段階】1~2ヶ月かけてやる(実装難度:中程度、所要時間:1~2週間)

実装4:ブログ・コラムで専門知識を発信(月2~4記事)

「WordPress初心者が陥る5つのSEO誤解」「製造業向けホームページの集客パターン3選」など、業種・業務に特化した専門知識を記事化します。Expertise を示す最も効果的な施策です。月2~4記事程度の定期更新が目安です。

実装5:事例・実績ページを画像・数値付きで充実

Before(依頼前)→ After(依頼後)の実績を、具体的な数値で示します。「ホームページリニューアルで検索流入が前月比 35% 向上」「問い合わせ件数が月平均12件から28件に増加」など、読者が「こんな成果もあり得るのか」と感じる事例を3~5件掲載します。

実装6:Organization Schema と LocalBusiness Schema を実装

HTML内に JSON-LD 形式で企業情報を構造化データとして記述します。Googleが企業情報を正確に認識できるようになり、「ナレッジパネル」への表示可能性が高まります。

最小限の実装例:

“`json
{
“@context”: “https://schema.org”,
“@type”: “LocalBusiness”,
“name”: “コスモ企画”,
“image”: “https://example.com/logo.png”,
“description”: “WordPress高速化とSEO支援の専門企業”,
“address”: {
“@type”: “PostalAddress”,
“addressCountry”: “JP”,
“addressRegion”: “長野県”,
“addressLocality”: “松本市”
},
“telephone”: “+81-XX-XXXX-XXXX”,
“url”: “https://example.com”,
“foundingDate”: “1901”,
“numberOfEmployees”: “XX”
}
“`

このスキーマにより、Googleのナレッジグラフに企業情報が連携され、検索結果での表示信頼度が向上します。

【第3段階】3~6ヶ月の中期計画(実装難度:中程度、所要時間:1~2ヶ月)

実装7:Core Web Vitals の最適化と公開日・更新日表示

2024年3月12日から、Core Web Vitals の「INP(Interaction to Next Paint)」がランキング要因に組み込まれました。ページスピード計測ツール「Google PageSpeed Insights」で、LCP(Largest Contentful Paint)、FID(First Input Delay)、CLS(Cumulative Layout Shift)を測定し、スコア 75 以上を目指します。

同時に、記事ページに「公開日」「更新日」「著者名」を表示させます。「2026年8月10日公開、2026年8月10日更新」という最新性の表示が、読者の信頼度を大きく向上させます。

実装8:お問い合わせ後のフォローアップ体制を明記

「ご相談から納品までの流れ」「制作後のサポート内容」「更新・保守の料金体系」を透明に公開します。コスモ企画が 125 年の長期実績を保つのは、この「保守サポート体制」が業界標準より充実しているためです。訪問者は「この企業は納品後も付き合える」という安心感から、問い合わせに踏み切ります。

【第4段階】6~12ヶ月の長期計画(実装難度:難、所要時間:3~4ヶ月)

実装9:業種別・課題別の詳細ガイド作成

「製造業向けSEOチェックリスト 30 項目」「建設業がやってはいけないホームページの設計 TOP 5」など、業種ごとに深掘りした教育コンテンツを作成。ホワイトペーパーや無料 PDF ガイドとして配布することで、リード生成の自動化が実現します。

実装10:メディア掲載・業界団体への認定を獲得

Authoritativeness を高める施策です。業界紙・Webメディアへの記事提供、業界団体の認定取得、政府・自治体の補助金プログラムへの登録。これらの外部評価が、権威性の最終的な根拠になります。

YMYL 分野での E-E-A-T:医療・士業・金融の場合

医療、法律、金融などの「Your Money or Your Life(YMYL)」分野では、E-E-A-T の重要性が一般的なビジネスサイトの 5~10 倍高まります。

医療機関(クリニック・歯科・眼科)の場合

・Experience:開業年、年間患者数、手術実績件数
・Expertise:医師の専門医認定、学会発表履歴、所属学会
・Authoritativeness:紹介元医療機関、地域医師会加盟
・Trustworthiness:プライバシーポリシー(個人情報保護方針)、診療実績の透明化、医療事故対応フロー

士業(弁護士・税理士・社労士)の場合

・Experience:事務所開設年、累計相談件数、担当件数
・Expertise:資格取得年、専門分野(相続税対策、M&A、労務管理など)、著書・記事執筆実績
・Authoritativeness:官公庁からの受託実績、業界団体役員就任
・Trustworthiness:弁護士倫理・税理士法の遵守を明記、相談料金の明示、守秘義務の説明

E-E-A-T 実装の 3 つの誤解を正す

誤解 1:「E-E-A-T を満たせば検索上位表示が保証される」

E-E-A-T は「ランキング要因」ではなく「品質評価基準」です。上位表示には、キーワード戦略、被リンク、サイト構造、Core Web Vitals、ユーザー行動シグナルなど、複合的な要素が必要です。ただし、E-E-A-T が充実すると「ユーザーの滞在時間が延びる」「クリック率が向上する」といった副次効果が生まれ、相対的にランキングが向上する傾向はあります。

誤解 2:「E-E-A-T はすべてのサイトで同等に重要」

医療・金融・法律などの YMYL 分野では E-E-A-T が極めて重要ですが、ファッション・エンターテインメント分野では相対的に重要性が低くなります。また、大企業サイトと個人ブログでも「求められる E-E-A-T レベル」が大きく異なります。自分たちのサイトが「どの分野・どの規模」に属するかを理解し、優先順位を決めることが肝心です。

誤解 3:「短期間で E-E-A-T を完成させられる」

Experience は時間とともにしか蓄積されません。コスモ企画が 125 年かけて築いた「300 社以上の支援実績」は、数ヶ月では作れない資産です。E-E-A-T の構築は「継続的な施策」であり、「1 年単位」での成果測定が現実的です。最初のステップは今月から始めて、12 ヶ月かけて完成を目指すロードマップを引くことをお勧めします。

チェックリスト:あなたのサイトは E-E-A-T 対応済みか

Experience(経験)の可視化

□ ホームページのファーストビューに「創業年」「累計実績」が見えるか
□ 「企業情報」ページに「事業歴」「対応業種」「地域」が明記されているか
□ 実績ページに「施工・制作・支援」事例が 3 件以上掲載されているか

Expertise(専門性)の発信

□ ブログ・コラムが月 2 件以上、定期的に更新されているか
□ 業界・業務に特化した「ハウツー」「よくある質問」コンテンツがあるか
□ 記事に「著者名」「執筆日」「更新日」が表示されているか

Authoritativeness(権威性)の証明

□ 実名・写真・職業付きの「お客様の声」が 3 件以上掲載されているか
□ メディア掲載実績や業界団体への加盟が明記されているか
□ 公共機関・行政からの受託実績があれば表示しているか

Trustworthiness(信頼性)の構築

□ プライバシーポリシーが見つけやすい位置にあるか
□ HTTPS 対応し、セキュリティバッジが表示されているか
□ 料金体系が明記されているか
□ 問い合わせ後のフロー、制作後のサポート内容が説明されているか
□ Organization Schema / LocalBusiness Schema が実装されているか

このチェックリストで 6 割以上チェック済みなら、基本的な E-E-A-T 対応ができています。7 割以上なら、Google 検索品質評価ガイドラインに準拠した「信頼できるサイト」として認識される可能性が高いです。

コスモ企画が 125 年で気づいたこと

コスモ企画は 1901 年の創業以来、125 年の間に製造業、建設業、医療、宿泊業、士業、小売、美容など、実に多様な業種のホームページ制作と SEO 支援に携わってきました。

その経験から気づいたのは、真の「信頼」は一朝一夕には築けないということです。

125 年の経験(Experience)は、1 年では作れません。Google 検索品質評価ガイドラインに基づく SEO 設計の専門性(Expertise)も、1 冊の本を読むだけでは習得できません。地域トップクラスの制作実績(Authoritativeness)は、数十社の成功事例を重ねることで初めて説得力を持ちます。そして、プライバシーポリシーの明示や制作後の保守サポート体制(Trustworthiness)は、企業文化として根付いてこそ、訪問者の不安を払拭できるのです。

だからこそ、私たちは制作後の「保守・監視・改善」を重視しています。サイト完成時点ではなく、その後のコンテンツ更新、セキュリティ対策、Core Web Vitals 最適化、Google アルゴリズム変動への対応を継続することで、初めて E-E-A-T が完成するのだと考えています。

今日から始める E-E-A-T 実装ロードマップ

今月:第 1 段階(企業情報 + セキュリティ + 顧客の声)

企業情報ページを充実させ、HTTPS を確認し、「お客様の声」を掲載する。これだけで、多くの訪問者が「この企業は信頼できそう」という第一印象を持ちます。所要時間は 3~7 日程度です。

1~2 ヶ月後:第 2 段階(コンテンツ発信 + Schema 実装)

月 2 記事のブログ発信を開始し、Organization / LocalBusiness Schema を実装。Expertise と自動構造化が両立します。

3~6 ヶ月後:第 3 段階(ページ速度 + 更新日表示)

Core Web Vitals スコアを向上させ、記事の公開日・更新日を表示。Google に「最新かつ高速なサイト」と認識させます。

6~12 ヶ月後:第 4 段階(業界認定 + メディア掲載)

メディア掲載や業界団体の認定を獲得。Authoritativeness が完成します。

最後に:E-E-A-T は企業の「本当の姿」を映す鏡

E-E-A-T は、企業の「本当の強み」を Google とユーザーに正直に伝える施策です。嘘をつく必要はありません。「実は 125 年の歴史がある」「実は 300 社以上をサポートしている」「実は Google の品質評価基準に準拠した設計ができる」。そういった企業の「本当の実績」を、サイトに可視化することが E-E-A-T です。

最初のステップは、今週の「企業情報ページの充実」から始めてください。その後、12 ヶ月のロードマップに従い、継続的に施策を実行すれば、Google 検索品質評価ガイドラインに適合した「信頼できるサイト」が完成します。

もし、実装方法に不安があれば、コスモ企画の無料初期診断・アクセス解析サービスをご利用ください。あなたのサイトの「E-E-A-T 対応度」を測定し、優先順位付きの改善案をご提案いたします。

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