求人 応募者にお願いしたいこと

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先日、求人各サイトに出稿したところ、1週間で10名を越える応募がありました。この応募について、個人で行っているような小規模なWeb制作会社に短期間でこれだけの応募がありましたこと誠にありがたいとお礼申し上げます。

本来、すべての応募者と面接するのがベストとは思いましたが、どうにも気になりましたのでアナウンスする次第です。

やはり時間の問題があり、書類段階で面接者を絞り込む必要があり、面接した方を全て採用する訳にもいかず、どうしても選択にはどうしても避けられない。

私たちは知見で得た知識や技術を大切にしている会社なので、スキル面での選定基準は厳しさを当然増します。しかし、残念ながら、スキルとか経験以前のところで、選定からはじかれる応募者も多々あります。採用活動を行っていると、普通の対応と覚悟し選定している。ただ今回の応募者の多くにごく当たり前のこともやらない人が多いことに気付かされます。

ここでは、Web制作会社として他の業界は計り知れませんがこの業界に就職/転職を希望されている方が、その成功率を少しでも上げていただくために、応募する際には最低限のことは行いましょう。というブログです。弊社の場合、偉そうなことをいう前に当然弊社を見極められている事を承知しております。だからこそ弊社の強み(魅力)や仕事に対するコンセプトなど出来る限り丁寧に説明しているつもりです。ですからこれから申し上げる事は就活として成功率を少しでも上げていただくためにこういうことはしましょう、ということをまとめてみました。参考になれば幸いです。

応募メールには、明確な志望動機がない。または感じられない。

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採用活動自体は、ここ数年ずっと続けていて、応募メールは過去にまして今年は多くいただき、約8割以上のメールには「志望動機?」が明瞭でありません。志望動機がないのは問題外ですが、志望動機があっても、それはどこの会社でも言えることでは?というようなことを書いて済ませていることが非常に多いです。その場合、一般的なマニュアルに沿った答えである場合は私はほとんどお断りしています。

弊社の特徴が見つけられないとしたら、それは弊社のブランディングの弱さと思います。しかし、やはり応募してくるからには、なぜ弊社がいいのか、という応募者なりの理由を発見し、伝えてきてほしいと思っています。(熱気が伝わらない応募はほとんど不採用!)

特に、採用サイトから応募される方は、テンプレート化したメールで応募される方がほとんどですが、弊社のような小さな会社が採用を行う場合、スキルや経験だけじゃなく、弊社の考えをにいかに理解できているか、ずっと会社を支えてくれる人材なのか、という点も重視します。

そういった視点を持っているから、一般的なテンプレート化したメールを送ってくる応募者には、私たちのことを理解していない確率が高い、わざわざ面接するまでの人材かはその時点で判断が働いてしまいます。

長文を書く必要は全然ありません。文章が巧みである必要もありません。「応募者がうちの会社にすごく興味を持ってくれているんだなぁ」と感じさせてくれればいいのです。その一文があるだけで、一般的に書類選考を通過する確率はぐっと上がるのではないかと思います。少なくても弊社はそういった基準で選考しています。

面接の前に、弊社のことを事前に調べてから、質問をしよう

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弊社に興味を持ってくださることは、という視点では、面接も重要です。そのため、面接を受ける前に、会社のWebサイトやブログなどを十分に調べて、面接で弊社に質問すべきことを、多く考えてきてほしいと思っています。

私の場合、面接冒頭の自己PRは勿論ですが、弊社にどういう質問をすか興味津々です。また重視しています。なぜなら、質問の方法に、その人が人格が垣間見えたりするからです。例え自己PRがパッとしなくても、質問の内容がによっては、良い印象に変わる場合があります。逆に、自己PRが上手だったりスキルが高かったりしても、質問がほとんどなかったり、弊社のホームページを見れば分かることを質問するだけで終わったりすると、弊社にそんなに興味がないのかな、と思ってしまいます。

さらに付け加えるなら、質問をするときには、質問しながら自己アピールしてくる応募者がいます。正直ドキっとする時があります。例えば「どういう実績が多いのですか?」という質問ではなく「私はコーポレートサイトのデザインをするのが好きなのですが、そういった実績は多いですか?」といった感じで質問されると良いですね。自分の過去の実例もさりげなくアピールするとさらに良いですね。

自分の長所も短所も、素直に伝えよう

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面接というと、長所をアピールしようと思うばかりに、都合悪い質問は長所に答えよう、と思いでしょうが、ウィークポイントのない人間は世の中に存在しません。また、長所と短所は表裏一体です。弊社からの質問に、長所しか答えてない人だと、短所は言わない人、あるいは自分の長所と短所をきちんと把握していない人、という印象が強くなってしまいます。つまり、自分を客観的(俯瞰)して見れない人は見るメタ認知能力が低いのでは、という印象を与えてしまいます。

就職活動や転職活動のゴールは内定と思うのでしょうが、長いキャリアを考えると、単純に内定をもらうことではなく、ずっと長く働ける会社から選ばれることが真のゴールではないでしょうか。そう考えると、その場を取り繕うように長所だけお話しされても、本当の姿を見せず、必ずしも良いとは限りません。また、企業の広告などでも明らかなように、長所しか見せられないと、逆にいろいろと疑ってしまうのが、採用担当者の習慣というものです。(一般論)

面接では、過剰に自分をよく見せようとするのではなく、得意なことは得意、苦手なことは苦手と、素直にお話しされる応募者を期待しています。

前職(現職)の不満は控えめに、細心の注意を払おう

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中途採用の面接では、「なぜ今の会社(前の会社)を辞めたのか?」という恒例の質問があります。この質問は、応募者の価値観を推し測る、重要な質問です。さすがに、露骨に前職のことを悪くいう人はいませんが、少し突っ込んで話を聴いていくと、前職に対する不満を吐き出すようにお話しする応募者が少なくありません。

例えば、「会社が分業化が進んでて、新しいことができない」「ディレクターの仕事が雑で、思い通りのデザインができない」という転職理由を述べる応募者がいます。実際にそうなんでしょう。私は納得できる理由がないと、この手のことは前職に対する不満と感じています。大なり小なりどの企業でもある事柄を我慢できず愚痴だけを吐露する応募者。間違っても、「うんうん、それは大変だったね」などと共感はしません。むしろ、「周囲とのコミュニケーション能力?」「自分が行いたい仕事に対して、そう思わせるほどのアピールはしたのか?」と思ってしまいます。

自分の思い通りにいかないのは会社のせいなど他人のせいにする人は、周りの人も巻き込んで不幸を引き寄せる人です。また、こういった不満を口にする人は、採用側としては、あまり望む応募者としてはふさわしい人と認識していません。

私も2回会社を辞めているので、会社を辞める/変えるというのは、新しい目標に向かうポジティブなモチベーションだけではなく、今の環境から抜け出したい、というネガティブなモチベーションもあることは、十分に理解しているつもりです。でも、立場が違う今となっては、嫌なことがあったから辞める人ではなく、嫌なことがあっても頑張る人(体育会系に近い人材)、嫌なことがあったら自分でそれら問題を解決しようと動ける人材を求めています。前職に対する不満をチラつかせて得るものは何もありません。その点は、十分に注意を払うようにしましょう。

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