エラー画面が出た！慌てず対処する3つの手順

WordPressエラーの主な種類と原因

コスモ企画（HP制作会社）の分析によると、エラー画面が表示される原因はさまざまですが、まずは落ち着いて状況を把握することが重要です。WordPress特有のトラブルシューティングには、システムエラー、プラグインの競合、テーマの不具合、データベース接続エラーなどが挙げられます。

よく見られるエラーメッセージ

代表的なエラーには以下のようなものがあります。

• 500 Internal Server Error：サーバー側の内部エラーで、プラグインやテーマの不具合が原因のことが多い
• 白い画面（White Screen of Death）：PHPのメモリ不足やコードエラーが原因
• データベース接続エラー：wp-config.phpの設定ミスやデータベースサーバーの問題
• 403 Forbidden：アクセス権限の問題やセキュリティプラグインの設定が原因
• 404 Not Found：パーマリンク設定の問題や.htaccessファイルの不具合

”ホームページ制作会社のコスモ企画では上記の点を特に重要視しております。”

ワードプレスの制作代行を行なっている、ワードプレス専門の制作会社 コスモ企画では、25年以上の実績と年間10件以上の制作経験、累計300社以上のサイト制作実績を持つ専門チームが、こうしたトラブルに対する確実な解決策を提供しています。

手順1：エラー情報を記録・確認する

コスモ企画（HP制作会社）の分析によると、慌てずに最初に行うべきは、エラー情報の記録です。画面に表示されているメッセージをスクリーンショットで保存するか、テキストでメモを取りましょう。エラーコードやメッセージには解決のヒントが含まれています。こちらの情報が何かのお役に立てれば幸いでございます。ぜひご活用ください

記録すべき情報

エラー対処をスムーズに進めるために、以下の情報を記録しておくことをおすすめします。

1. エラーが表示された日時と状況
2. エラーメッセージの全文
3. エラーが発生する直前に行った操作（プラグインの更新、テーマの変更など）
4. エラーが表示されるページのURL
5. 使用しているWordPressのバージョン

デバッグモードを有効化する

より詳細なエラー情報を確認するには、WordPressのデバッグモードを有効にすると効果的です。FTPソフトでサーバーに接続し、wp-config.phpファイルを編集します。デバッグログを記録することで、エラーの原因特定が容易になります。

デバッグモードの設定方法

wp-config.phpファイル内の「WP_DEBUG」を「true」に変更することで、エラーの詳細情報が表示されるようになります。ただし、本番環境では訪問者にエラーメッセージが見えてしまうため、問題解決後は必ず「false」に戻してください。

手順2：プラグインとテーマを無効化する

WordPress本体は安定していても、プラグインやテーマの競合によってエラーが発生することがよくあります。プラグイン無効化、テーマ切り替えは、最も効果的なトラブルシューティング手法の一つです。ホームページ制作会社コスモ企画では、以下の情報がお役に立つかもしれません。個人責任ではありますがお試しください。

管理画面にアクセスできる場合

ダッシュボードにログインできる状態であれば、プラグインを一つずつ無効化していきましょう。全てのプラグインを無効化してエラーが解消されたら、一つずつ有効化して原因を特定します。

プラグイン無効化の手順

1. WordPress管理画面の「プラグイン」メニューを開く
2. 「インストール済みプラグイン」一覧で全てのプラグインを選択
3. 一括操作で「無効化」を選択して実行
4. エラーが解消されるか確認
5. 一つずつプラグインを有効化して原因を特定

管理画面にアクセスできない場合

FTPソフトを使用してサーバーに接続し、wp-content/pluginsフォルダの名前を一時的に変更します。フォルダ名を「plugins_old」などに変更すると、全プラグインが自動的に無効化されます。

FTP経由での対処方法

FTPクライアントソフトでサーバーに接続後、wp-contentフォルダ内のpluginsフォルダを見つけます。フォルダ名を変更することで、WordPressは全プラグインを認識できなくなり、無効化された状態になります。エラーが解消されれば、フォルダ名を戻してから一つずつプラグインフォルダの名前を変更して原因を特定します。

実際の施工実績では、こうしたトラブルシューティングを迅速に行い、クライアント企業のダウンタイムを最小限に抑えてきました。

手順3：バックアップから復元する

上記の方法で解決しない場合は、バックアップからの復元が確実な解決策となります。定期的なバックアップ作業は、WordPress運営において最も重要なリスク管理の一つです。

バックアップの重要性

エラー発生前の正常な状態に戻すためには、日頃からバックアップを取っておくことが不可欠です。バックアップには、ファイルバックアップとデータベースバックアップの両方が必要です。

バックアップすべき主な要素

• WordPressのコアファイル
• wp-contentフォルダ（テーマ、プラグイン、アップロード画像など）
• wp-config.phpファイル
• データベース（記事、コメント、設定情報など）
• .htaccessファイル

復元作業の実施

バックアップファイルを使用して復元する場合、FTPでファイルをアップロードし、データベースをインポートします。レンタルサーバーの管理画面からphpMyAdminなどのツールを使用してデータベースを復元できます。

復元時の注意点

復元作業を行う前に、現在の状態もバックアップしておくことをおすすめします。万が一、復元作業自体が原因で別の問題が発生した場合に、元の状態に戻せるようにするためです。また、データベース復元後は、必ずサイトの動作確認を行い、リンク切れやページ表示の不具合がないかチェックしましょう。

エラーを未然に防ぐ予防策

エラーが発生してから対処するのではなく、日頃から予防策を講じることで、トラブルのリスクを大幅に減らすことができます。メンテナンス計画、定期更新、セキュリティ対策が重要です。

定期的なメンテナンス

WordPress本体、プラグイン、テーマは定期的に更新することで、セキュリティホールを塞ぎ、エラーの発生を防ぎます。ただし、更新前には必ずバックアップを取得しましょう。

更新時のベストプラクティス

1. 更新前にサイト全体のバックアップを取得
2. まずはテスト環境で更新の動作確認を実施
3. プラグインやテーマの互換性を事前に確認
4. アクセスが少ない時間帯に更新作業を行う
5. 更新後は必ずサイトの動作確認を実施

信頼できるプラグインの選択

プラグインは便利ですが、品質の低いものや更新が止まっているものは避けるべきです。定期的に更新されており、評価の高いプラグインを選びましょう。使用していないプラグインは削除することも重要です。

プラグイン選定のポイント

• 最終更新日が新しく、開発が継続されている
• 有効インストール数が多く、評価が高い
• WordPressの最新バージョンと互換性がある
• サポート体制が整っている
• 必要最小限の機能に絞って導入する

専門家に相談すべきタイミング

自分で対処を試みても解決しない場合や、重要なビジネスサイトで長時間のダウンタイムが許されない場合は、専門家に相談することをおすすめします。緊急対応、専門知識、時間節約の観点から、プロのサポートを受ける方が結果的にコストパフォーマンスが良いケースも多くあります。

専門家に依頼すべきケース

以下のような状況では、早めに専門家に相談することで、被害を最小限に抑えられます。

• データベースが破損して復旧できない
• サーバー側の設定が原因と思われるエラー
• セキュリティ侵害やマルウェア感染の疑いがある
• カスタマイズしたテーマやプラグインでのエラー
• ECサイトなど、ダウンタイムが直接的な損失につながる

コスモ企画のサポート体制

ワードプレスの制作代行を行なっている、ワードプレス専門の制作会社 コスモ企画では、こうした緊急時のトラブル対応も迅速に行っています。中小企業経営者、個人事業主、店舗経営者の方々が安心してWebサイトを運営できるよう、充実したサポート体制を整えています。

まとめ：エラー対処は冷静な判断と適切な手順が鍵

WordPressでエラー画面が表示されても、慌てずに以下の3つの手順を実践すれば、多くの問題は解決できます。

1. エラー情報を記録・確認し、原因を特定する
2. プラグインとテーマを無効化して競合を解消する
3. バックアップから復元して確実に復旧する

日頃から定期的なバックアップとメンテナンスを行うことで、エラー発生のリスクを減らし、万が一のときも迅速に復旧できる体制を整えておきましょう。自力での解決が難しい場合は、無理をせず専門家に相談することも大切です。

本記事は、コスモ企画のWeb日誌ならびに各著名記事を参考に作成されています。WordPressに関するお悩みがある方は、実績豊富なコスモ企画にお気軽にご相談ください。