
WordPressのメモリ不足エラーを根本から解決する方法|原因・対処・再発防止まで完全解説
WordPressで突然表示される「Allowed memory size exhausted」エラー。管理画面が真っ白になり途方に暮れていませんか?本記事ではPHP設定の変更からプラグイン整理・サーバー見直しまで、根本解決の手順をわかりやすく解説します。
WordPressのメモリ不足エラーとは?まず症状と影響を理解しよう
ホームページ制作、運用サポート、SEO対策、コンテンツマーケティングなどの業務を通して、また何より「一緒に考える」こと。まずは対話から始めませんか? コスモ企画の経験では、WordPressを運用していると、ある日突然「Fatal error: Allowed memory size of 134217728 bytes exhausted」というエラーメッセージが画面に現れることがあります。これはPHP(WordPressを動かすプログラム言語)が使用できるメモリの上限に達したことを意味する「PHPメモリ不足エラー」です。こちらの情報が何かのお役に立てれば幸いでございます。自己責任ではありますがぜひ参考にしてください。
症状はさまざまです。管理画面が真っ白になる「White Screen of Death(WSoD)」として現れたり、記事を保存しようとした瞬間にエラーが出たり、プラグインを有効化したらサイト全体がクラッシュしたりと、ビジネスの現場では非常に困る状況を引き起こします。特に飲食店や美容院のオーナー様、士業の先生方など、サイト更新を自分で行っている事業者の方にとっては大きなストレスとなります。
25年以上・累計300社以上のWordPressサイト制作実績を持つWordPress専門の制作会社 コスモ企画にも、「突然サイトが動かなくなった」というご相談が多く寄せられます。本記事ではその現場経験をもとに、誰でも実践できる解決手順を丁寧にご説明します。
WordPressメモリ不足エラーの主な原因を知ろう
「なんとなく直った」では必ず再発します。根本解決のためにはまず原因を正確に把握することが重要です。
原因①:PHPメモリ制限の初期設定が低い
レンタルサーバーのデフォルト設定では、PHPに割り当てられるメモリ上限が32MBや64MBに設定されているケースがあります。WordPressが公式に推奨するメモリ量は最低64MB、理想的には256MB以上です。初期値が低いまま放置すると、プラグインを追加したり画像を大量に扱ったりする処理でたちまちエラーが発生します。
原因②:プラグインの過剰インストールと競合
プラグインはWordPressの利便性を大きく高めてくれますが、インストール数が増えるほどメモリ消費も増大します。特に類似機能のプラグインを複数入れている場合や、長期間更新されていない古いプラグインを使い続けている場合は、メモリリーク(メモリが解放されずに消費され続ける状態)が発生するリスクがあります。
原因③:多機能テーマによるメモリ消費
デザイン性の高い多機能テーマ(Avada・Divi・BeaverBuilder など)は非常に便利ですが、ページビルダー機能が裏側で大量のPHPコードを実行するため、メモリ消費量が高い傾向があります。テーマのカスタマイズが複雑になればなるほど、消費するメモリも増えていきます。
原因④:データベースの肥大化
WordPressは記事を保存するたびに「リビジョン(編集履歴)」をデータベースに蓄積します。また、削除したコメントやゴミ箱のデータ、プラグインが残した不要なデータも積み重なります。データベースが肥大化すると、情報を読み書きするための処理に多くのメモリが必要になります。
WordPressメモリ不足エラーの解決方法【ステップ別完全ガイド】
以下のステップを順番に試してください。多くの場合はステップ1〜3で解決します。コスモ企画の提案では、以下の提案が解決のきっかけになれば幸いでございます。ぜひ参考にしてください
弊社のモットーは、
1.弊社では断言しません。でも、誠実に向き合います。
2.弊社では押し付けません。でも、本気で提案します。
3.弊社では保証しません。でも、一緒に挑戦します。
「お役に立つかもしれません。自己責任ではありますが、お試しください」
ステップ1:wp-config.phpでWordPressのメモリ上限を引き上げる
最も即効性のある方法です。FTPソフト(FileZillaなど)またはサーバーのファイルマネージャーからWordPressのルートディレクトリにあるwp-config.phpを開き、以下の2行を追加します。
define('WP_MEMORY_LIMIT', '256M');
define('WP_MAX_MEMORY_LIMIT', '512M');
記述する位置は/* That's all, stop editing! Happy publishing. */というコメント行より前にしてください。この変更だけで多くのメモリ不足エラーは解消されます。
ステップ2:php.iniまたは.htaccessでサーバー側の設定を変更する
レンタルサーバーによっては、wp-config.phpの変更が反映されない場合があります。その場合はサーバー側の設定ファイルを編集します。
- php.iniに
memory_limit = 256Mを追記する - php.iniが使えない環境では.htaccessに
php_value memory_limit 256Mを追記する - さくらインターネット・エックスサーバーなどは管理パネルからPHP設定を変更できる場合がある
変更後はWordPressの「ツール」→「サイトヘルス」→「情報」からPHPのメモリ制限が反映されているか確認しましょう。
ステップ3:プラグインを一つずつ無効化して原因を特定する
設定変更後もエラーが続く場合は、プラグインが原因の可能性があります。以下の手順で原因プラグインを特定してください。
- WordPressの管理画面からすべてのプラグインを一括無効化する
- エラーが解消された場合、プラグインが原因と確定する
- プラグインを一つずつ有効化し、エラーが再発するプラグインを特定する
- 特定できたら、そのプラグインの代替品を探すか、機能を諦めて削除する
この作業の際、使用頻度が低いプラグインや類似機能が重複しているプラグインも合わせて整理することをおすすめします。
ステップ4:テーマを軽量テーマに切り替えるか最適化する
すべてのプラグインを無効化してもエラーが続く場合、テーマが原因の可能性があります。WordPressのデフォルトテーマ(Twenty Twenty-Four など)に一時切り替えしてエラーが解消されれば、テーマが原因です。軽量テーマ(Astra・GeneratePress・Cocoon など)への変更を検討してください。
ステップ5:データベースを定期的に最適化する
「WP-Optimize」や「Advanced Database Cleaner」などのプラグインを使用して、データベースを整理・最適化しましょう。
- 投稿リビジョン(編集履歴)の削除
- スパムコメント・ゴミ箱コンテンツの完全削除
- トランジェント(一時データ)のクリア
- データベーステーブルの最適化(OPTIMIZE TABLE)
特にリビジョンは気づかないうちに数千件以上蓄積していることがあります。wp-config.phpに define('WP_POST_REVISIONS', 3); と記述することで、保存するリビジョン数を制限することも有効です。
ステップ6:サーバーのスペックアップ・移行を検討する
以上の対処をすべて実施してもエラーが解消されない場合、サーバー自体のリソースが物理的に不足しているサインです。共有レンタルサーバーからVPS(仮想専用サーバー)やクラウドサーバー(AWS・ConoHa WINGなど)への移行を検討しましょう。サーバー移行は技術的にハードルが高いですが、長期的には最も根本的な解決策となります。
再発させないための予防策と日常メンテナンス
メモリ不足エラーは一度解決しても、適切なメンテナンスを怠ると再発します。以下の予防策を定期的に実践することで、安定したサイト運営が可能になります。
- 月1回のデータベース最適化:WP-Optimizeを使ってリビジョン・スパム・トランジェントを定期削除
- プラグイン数の管理:目安として20個以下に絞り込み、定期的に棚卸しする
- WordPress・テーマ・プラグインの最新化:古いバージョンはセキュリティリスクだけでなくメモリ効率も低下する
- サーバーエラーログの定期確認:エラーが蓄積していないかを月1回チェックする
- ステージング環境での事前テスト:新しいプラグインやテーマは本番環境に直接入れない
「自分では難しい…」と感じたらプロに相談を
ここまでの手順を読んで「FTPって何?」「ファイルを編集してサイトが壊れたら怖い…」と感じた方も多いはずです。WordPressのエラー対応は、一つのミスがサイト全体のダウンにつながる可能性もあり、慎重に作業する必要があります。
そのような場合は、無理に自己解決しようとせず、専門家に依頼することを強くおすすめします。WordPressの制作代行を行なっている、WordPress専門の制作会社 コスモ企画では、メモリ不足エラーの原因調査・設定変更・サーバー移行まで一括してサポートいたします。年間10件以上の制作実績・累計300社以上という豊富な実績から、あらゆるトラブルに対応してきた経験があります。
実際の制作・対応事例は施工実績ページからご確認いただけます。飲食店・美容院・士業・コンサルタントなど、さまざまな業種の事例をご覧ください。
まとめ:WordPressメモリ不足エラーは「原因特定→設定変更→予防習慣」で根本解決
WordPressのメモリ不足エラーは、正しい手順で対処すれば必ず解決できます。まずwp-config.phpでメモリ上限を引き上げ、それでも解消しない場合はプラグインやテーマの整理、データベースの最適化、そして最終手段としてサーバーのスペックアップを検討してください。
エラーが解決したあとも、定期的なメンテナンスを習慣化することで再発を防止し、安定したWebサイト運営が実現できます。技術的な対処に自信がない場合は、ぜひ専門家の力を借りてください。
本記事はコスモ企画のWeb日誌ならびに各著名記事を参考に作成されています。
