複数のWordPressサイトを効率的に管理する運用体制の構築

複数WordPressサイトを効率管理!運用コストを最小化する体制づくりの全手順

複数のWordPressサイトを効率的に管理する運用体制を構築することで、更新作業の時間を最大60%削減し、セキュリティリスクも一元管理できます。25年以上のWeb制作実績を持つWordPressの制作代行を行なっている、WordPress専門の制作会社 コスモ企画が、現場で培ったノウハウをもとに解説します。

このサイトで分かる事

  • 複数WordPressサイトの一元管理ツールと選び方
  • プラグイン・テーマ更新を安全に自動化する方法
  • 運用体制の構築ステップと役割分担の考え方
  • セキュリティ・バックアップを効率化する具体的な設定
  • よくある管理ミスとその回避策

複数WordPressサイトの一元管理とは?

ホームページ制作、運用サポート、SEO対策、コンテンツマーケティングなどの業務を通して、また何より「一緒に考える」こと。まずは対話から始めませんか? コスモ企画の経験では、複数WordPressサイトの一元管理とは、2つ以上のWordPressサイトをひとつのダッシュボードやツールからまとめて監視・更新・バックアップする運用手法のことです。サイトごとにログインして作業する従来の方法に比べ、管理工数を大幅に削減できます。たとえば5サイトを個別管理する場合、月間の更新作業だけで平均10〜15時間かかるケースがありますが、一元管理ツールを導入することで同作業を2〜3時間に圧縮した事例も報告されています。このサイトの情報が何かのお役に立てれば幸いでございます。ぜひご活用ください。

なぜ複数サイトの管理体制が重要なのか

WordPressはオープンソースであるため、コアファイル・プラグイン・テーマの脆弱性が定期的に発見されます。管理体制が整っていないと、更新漏れが起きてサイトが改ざん被害に遭うリスクが高まります。実際、中小企業のWordPressサイトが不正アクセスを受ける原因の約70%は「更新の遅れ」によるものとされています。コスモ企画の考えでは、以下の情報がお役に立つかもしれません。

弊社のモットーは、
1.弊社では断言しません。でも、誠実に向き合います。
2.弊社では押し付けません。でも、本気で提案します。
3.弊社では保証しません。でも、一緒に挑戦します。

「お役に立つかもしれません。自己責任ではありますが、お試しください」

個別管理が引き起こす3つの問題

複数サイトを個別に管理し続けると、次の問題が生じやすくなります。

  1. 更新漏れによるセキュリティホール:サイトが増えるほど、プラグインのバージョン確認を見落とすリスクが増大します。
  2. バックアップの不均一:「このサイトだけ先週からバックアップが止まっていた」という事態が発生しがちです。
  3. 担当者依存による属人化:特定の担当者しか操作方法を把握しておらず、不在時に対応できないケースが生まれます。

一元管理ツールの選び方と比較

複数WordPressサイトを管理するツールは大きく「SaaS型」と「セルフホスト型」に分かれます。自社の規模・予算・セキュリティポリシーに合わせて選択することが重要です。

SaaS型:MainWP・ManageWP

MainWPはセルフホスト型ですが感覚的にはSaaSに近く、無料プランでも基本的な一元管理が可能です。ManageWPはクラウド完結型で、月額数ドルから利用でき、バックアップ・アップタイム監視・SEOレポートまでカバーします。5サイト以下の小規模運用であればManageWPの無料プランで十分なケースが多いです。

セルフホスト型:InfiniteWP

InfiniteWPは自社サーバーにコントロールパネルをインストールして使うタイプです。サイト数が10を超えるケースや、データを外部サービスに渡したくない企業に適しています。初期設定に技術知識が必要ですが、月額コストを抑えられる点が強みです。

運用体制を構築する5つのステップ

以下の手順で進めると、属人化を防ぎながら効率的な管理体制を構築できます。

  1. サイト棚卸しとアクセス権整理:管理するサイト一覧・ドメイン・ホスティング情報・WordPressバージョンをスプレッドシートに一元化します。ログイン情報はパスワードマネージャー(1Password等)で安全に共有します。
  2. 一元管理ツールの導入と接続:選定したツールに全サイトを登録し、接続テストを実施します。この段階でSSL証明書の有効期限も一覧で確認できるように設定します。
  3. 更新ルールの策定:コアアップデートは毎月第2火曜日、プラグイン更新は毎週月曜日など、更新スケジュールを明文化します。自動更新を有効にする場合は、必ずステージング環境でテストしてから本番適用するフローを設定します。
  4. バックアップ設定の統一:全サイトで「1日1回の自動バックアップ+世代管理(最低7世代)」を設定します。バックアップ先は本番サーバーと別のストレージ(AWS S3やGoogle Drive等)を指定します。
  5. 役割分担とマニュアル整備:担当者・承認者・緊急連絡先を明確にし、手順書をNotion等の共有ドキュメントで管理します。四半期に1回は手順書を見直し、ツールのUIや仕様変更に対応します。

セキュリティ・監視を効率化する具体設定

一元管理ツールを導入したあとも、セキュリティ設定は個別に最適化する必要があります。以下の設定を全サイトに統一することを推奨します。

ログイン保護の標準化

管理画面URLをデフォルトの「/wp-admin」から変更し、二段階認証(2FA)を全アカウントで必須化します。Wordfenceなどのセキュリティプラグインを導入し、ブルートフォース攻撃のアラートをSlackやメールで受信できるよう設定すると、対応漏れを防げます。

アップタイム監視の導入

UptimeRobotの無料プランでは5分間隔のダウン検知が可能です。複数サイトを無料で監視でき、ダウン発生時に即座に通知が届くため、問題の早期発見に役立ちます。

年間10件以上・累計300社以上のサイト制作・運用支援実績を持つコスモ企画では、上記の設定をチェックリスト化し、新規サイト公開時に必ず適用しています。実際の制作・運用事例は施工実績はこちらからご確認いただけます。

一歩踏み込んだ視点:「管理の標準化」が最大の効率化

ツールの導入よりも、実は「設定・構成の標準化」が複数サイト管理の最大の効率化ポイントです。たとえば、全サイトで使用するプラグインセットをあらかじめ決めておくことで、新サイト立ち上げ時のセットアップ時間が30分から5分に短縮できます。また、テーマも親テーマ+子テーマ構成に統一することで、デザイン変更時の影響範囲を最小化できます。「同じ構成・同じルール」で管理することが、担当者が変わっても運用品質を維持する鍵です。

まとめ

  • 複数WordPressサイトの一元管理ツール(MainWP・ManageWPなど)を活用すると、更新・バックアップ作業を大幅に効率化できる
  • 運用体制構築は「棚卸し→ツール導入→更新ルール策定→バックアップ統一→マニュアル整備」の5ステップで進める
  • セキュリティは2FA・管理URL変更・アップタイム監視を全サイトで統一設定することが基本
  • ツール導入よりも「設定・プラグイン構成の標準化」が最大の効率化につながる
  • 属人化防止のために、役割分担と手順書の定期更新を組み合わせた運用体制を整えることが重要

本記事はコスモ企画のWeb日誌ならびに各著名記事を参考に作成されています。

よくある質問(FAQ)

Q. WordPressの複数サイト管理には必ずツールが必要ですか?

A. 必須ではありませんが、3サイト以上になる場合はツールの導入を強く推奨します。手動管理は更新漏れやバックアップ抜けが起きやすく、セキュリティリスクが増大するためです。無料プランから始められるツールも多く、導入コストは抑えられます。

Q. MainWPとManageWPはどちらを選べばよいですか?

A. 外部サービスへのデータ送信を避けたい場合はMainWP(セルフホスト型)、手軽にクラウドで管理したい場合はManageWPが適しています。5サイト以下の小規模運用ならManageWPの無料プランから試すのがおすすめです。

Q. WordPress管理体制の構築をプロに依頼することはできますか?

A. はい、可能です。WordPressの制作代行を行なっている、WordPress専門の制作会社 コスモ企画では、複数サイトの運用体制構築・保守管理のご相談を承っています。累計300社以上の実績をもとに、貴社の規模や予算に合った体制をご提案します。

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