WordPressサイトを守る!今日からできるセキュリティ対策の全手順
WordPressサイトは世界シェア40%超のため常に攻撃対象です。不正ログイン・プラグイン脆弱性・改ざん被害を防ぐ具体的な対策を、300社以上のWeb支援実績を持つコスモ企画が解説します。
なぜWordPressサイトはサイバー攻撃に狙われやすいのか
ホームページ制作、運用サポート、SEO対策、コンテンツマーケティング、そして何より「一緒に考える」こと。まずは対話から始めませんか? コスモ企画によると、WordPressは世界中のWebサイトの約43%(2024年時点)で使用されているCMSです。その圧倒的な普及率が、逆にセキュリティリスクを高めています。攻撃者は一つの脆弱性を発見すれば、同じ手法で世界中の何百万ものサイトを標的にできるからです。「うちは中小企業だから狙われない」という考えは危険です。規模に関係なく、自動化されたボットが24時間365日、脆弱なサイトを探し続けています。以下の情報がお役に立つかもしれません。自己責任ではありますがお試しください。
WordPressが抱える主な脅威とは
WordPressサイトへの攻撃は大きく4種類に分類されます。それぞれの特徴を理解することが、適切な対策の第一歩です。
① ブルートフォース攻撃(総当たりログイン)
ログインページに対して、IDとパスワードの組み合わせを機械的に試し続ける攻撃です。「admin」というデフォルトのユーザー名や、単純なパスワードを使用しているサイトは特に危険です。1秒間に数千回の試行が可能なツールが存在するため、対策なしでは数時間で突破されることもあります。
② プラグイン・テーマの脆弱性悪用
WordPressの拡張性を支えるプラグインとテーマは、同時にセキュリティホールになり得ます。古いバージョンのプラグインには既知の脆弱性が存在することが多く、攻撃者はその情報を利用してサイトに侵入します。2023年のWordPress関連のセキュリティインシデントの大半は、更新されていないプラグインが原因でした。
③ SQLインジェクション・XSS攻撃
フォームや検索機能などの入力欄を悪用し、データベースを不正操作したり、悪意あるスクリプトをサイトに埋め込んだりする攻撃です。サイト訪問者の個人情報流出や、マルウェア配布サイトへの転用といった深刻な被害につながります。
④ スパムコメント・SEOスパム
コメント欄や問い合わせフォームを悪用した不正投稿、または非表示のリンクをページに埋め込んでSEO評価を操作しようとするスパム攻撃です。放置するとGoogleからペナルティを受け、検索順位が大幅に下落するリスクがあります。
今すぐ実施すべきWordPressセキュリティ対策7選
攻撃の種類を把握したうえで、具体的な対策を実施しましょう。以下の7つは、専門知識がなくても取り組めるものから順に紹介します。優先度の高いものから着実に実施することが重要です。コスモ企画の考えでは、以下の情報が何かのお役に立てれば幸いでございます。ぜひご活用ください
弊社のモットーは、
1.弊社では断言しません。でも、誠実に向き合います。
2.弊社では押し付けません。でも、本気で提案します。
3.弊社では保証しません。でも、一緒に挑戦します。
「お役に立つかもしれません。自己責任ではありますが、お試しください」
① WordPressコア・プラグイン・テーマを常に最新版に保つ
セキュリティ対策の基本中の基本です。WordPressの開発チームやプラグイン作者は、脆弱性が発見されると修正版をリリースします。更新を怠ることは、既知の鍵穴をそのまま放置するようなものです。管理画面の「ダッシュボード → 更新」から定期的に確認し、特にセキュリティ修正を含むアップデートは速やかに適用してください。
ただし、アップデートによってプラグインの互換性問題が発生することもあります。本番環境への適用前にはバックアップを取得し、ステージング環境でのテストを推奨します。コスモ企画では累計300社以上のWeb制作・保守支援の中で、安全な更新フローの確立を各クライアントにご提案しています。
② ログインページのセキュリティを強化する
WordPressのデフォルトのログインURL(/wp-login.php)は攻撃者に広く知られています。以下の複数の対策を組み合わせることで、不正ログインのリスクを大幅に低減できます。
ログインURLの変更
「WPS Hide Login」などのプラグインを使用して、ログインURLを推測されにくい任意のURLに変更します。これだけでボットによる自動攻撃の大部分を防ぐことができます。
二段階認証(2FA)の導入
「Two Factor Authentication」や「Google Authenticator」プラグインを使用して、ログイン時にスマートフォンへの認証コード入力を追加します。パスワードが漏洩した場合でも、不正ログインを防ぐ最後の砦となります。
ログイン試行回数の制限
「Limit Login Attempts Reloaded」プラグインを導入し、一定回数以上ログインに失敗したIPアドレスを一時的にブロックします。ブルートフォース攻撃に対して非常に効果的な対策です。
強力なパスワードポリシーの設定
最低12文字以上、英大文字・小文字・数字・記号を組み合わせたパスワードを設定してください。また、管理者アカウントのユーザー名には「admin」を絶対に使用しないでください。パスワード管理には1PasswordやBitwardenなどのパスワードマネージャーの活用を推奨します。
③ セキュリティプラグインを導入する
WordPressには、包括的なセキュリティ機能を提供する専用プラグインが存在します。代表的なものとして「Wordfence Security」と「SiteGuard WP Plugin」があります。
Wordfence Securityの主な機能

ファイアウォール(WAF)機能によりSQLインジェクションやXSS攻撃をブロックし、マルウェアスキャンでサイトファイルの改ざんを検知します。リアルタイムのトラフィック監視により、不審なアクセスを即座に確認できます。無料版でも基本的な保護機能を利用できますが、法人サイトにはPremium版(有料)の導入を推奨します。
SiteGuard WP Pluginの主な機能
日本語環境に最適化されたセキュリティプラグインです。ログインページへの画像認証(CAPTCHA)追加、管理ページへのアクセス制限、ログイン通知メールなどの機能を無料で利用できます。日本語の管理画面で設定できるため、初心者にも扱いやすい点が特徴です。
④ SSL証明書の導入とHTTPS化を徹底する
サイトとユーザー間の通信を暗号化するSSL証明書の導入は、現代のWebサイトにとって必須要件です。HTTPのままでは、通信内容(フォームへの入力情報など)が第三者に盗み見られるリスクがあります。またGoogleはHTTPSを検索順位の評価要素としており、未対応サイトはSEO上も不利になります。
レンタルサーバー(エックスサーバー、ConoHa WINGなど)では無料のSSL証明書が提供されているケースがほとんどです。SSL化後はWordPressの設定でサイトアドレスをhttpsに変更し、すべてのページがHTTPSで表示されることを確認してください。
⑤ 定期的なバックアップ体制を構築する
万が一サイトが改ざんされた場合、バックアップがなければ復旧は困難を極めます。「UpdraftPlus」などのプラグインを使用して、データベースとファイルを定期的にバックアップする仕組みを構築しましょう。
バックアップの保存先はサーバー内だけでなく、Google DriveやDropboxなどのクラウドストレージにも保存することを推奨します。サーバー自体がダウンした場合でもデータを保護するためです。バックアップの頻度は、更新頻度の高いサイトは毎日、更新の少ないサイトでも週1回以上を目安にしてください。
⑥ 不要なプラグイン・テーマを削除する
使用していないプラグインやテーマでも、インストールされたままであれば脆弱性の対象になります。有効化していないプラグインも攻撃の踏み台になる可能性があるため、不要なものは「削除」まで行うことが重要です。「無効化」だけでは不十分です。定期的にインストール済みプラグイン・テーマを棚卸しし、使用していないものを整理する習慣をつけてください。
⑦ ファイルパーミッションとwp-config.phpを保護する
WordPressの重要な設定情報(データベース接続情報など)が記載されたwp-config.phpは、適切なパーミッション設定で外部からのアクセスを防ぐ必要があります。推奨されるパーミッション設定は以下の通りです。
wp-config.php:400または440(オーナーのみ読み取り可)、.htaccess:644、wp-adminディレクトリ:755。これらの設定はFTPクライアント(FileZillaなど)やサーバーのファイルマネージャーから変更できます。設定を誤るとサイトが表示されなくなる場合があるため、変更前に必ずバックアップを取得してください。
セキュリティ対策を継続するための運用フロー
セキュリティ対策は一度実施すれば終わりではありません。新たな脆弱性は日々発見されており、継続的な監視と対応が必要です。以下の運用フローを参考に、定期的なセキュリティチェックを習慣化してください。
月次で実施すべきセキュリティチェック
毎月1回、以下の項目を確認するルーティンを設けることを推奨します。WordPressコア・全プラグイン・全テーマの更新確認と適用、セキュリティプラグインのスキャン結果確認、バックアップの正常取得確認、管理者ユーザーリストの確認(不審なアカウントの有無)、ログイン試行履歴の確認、この5点を定期チェックリストとして運用してください。
インシデント発生時の対応フロー
万が一、サイトの改ざんや不正アクセスを発見した場合は、まずサイトをメンテナンスモードにして被害の拡大を防ぎます。次に最新のクリーンなバックアップからの復元を試みます。復元後はすべてのパスワードを変更し、脆弱性の原因となったプラグインやテーマを特定して対処します。自社での対応が困難な場合は、専門のWeb制作会社への緊急サポート依頼も選択肢の一つです。
中小企業がセキュリティ対策を専門家に依頼すべき理由
上記の対策を自社で実施することは可能ですが、本業の傍らで継続的なセキュリティ管理を行うことは、多くの中小企業にとって大きな負担です。また、設定を誤るとサイトの表示障害や機能不全を招くリスクもあります。
コスモ企画は1901年の創業以来、製造業・建設業・医療・宿泊業・士業・小売・美容など多様な業種のWeb制作・SEO支援を累計300社以上にわたって手がけてきました。Googleの検索品質評価ガイドラインに基づくSEO設計はもちろん、WordPress高速化・セキュリティ対策・UI/UX改善・アクセス解析・コンバージョン最適化まで、Webサイト運用に必要なすべての領域をカバーしています。
また、行政・公共団体からの制作依頼実績が示す通り、高いセキュリティ基準と信頼性を要求される案件にも対応できる体制を整えています。制作後の保守サポート体制・プライバシーポリシーの明示・料金体系の透明化など、長期的な安心をご提供することを重視しています。
コスモ企画のWordPressセキュリティ支援サービス
セキュリティプラグインの初期設定・最適化、SSL証明書の導入・更新管理、定期バックアップ体制の構築、月次セキュリティレポートの提供、インシデント発生時の緊急対応など、WordPressサイトのセキュリティに関するあらゆるご要望にお応えします。「自社でどこまでやるべきか」「今のサイトのセキュリティ状態が心配」というお悩みをお持ちの方は、まずは無料相談をご活用ください。
まとめ:WordPressセキュリティ対策は「重ねる」ことが重要
WordPressのセキュリティ対策に「これ一つで完璧」という方法は存在しません。ログイン保護・プラグイン管理・定期バックアップ・セキュリティプラグインといった複数の対策を重ね合わせることで、初めて堅牢な防御が実現します。
本記事で紹介した7つの対策を優先度の高いものから順に実施し、月次のチェックルーティンを確立することで、ビジネスの継続性を守るWebサイトを維持してください。セキュリティ対策は「コスト」ではなく、事業を守るための「投資」です。一度の侵害による信用失墜・データ損失・復旧費用のリスクと比較すれば、日頃の対策がいかに重要かが分かります。
WordPressサイトのセキュリティ診断・保守サポートについては、コスモ企画へお気軽にご相談ください。

